Tips
OSやアプリケーションで発生した問題を解決するための方法や、より効率良く作業するための便利なテクニックやコツを紹介
します。
また、お客様からのお問い合わせの多い問題についてチェック項目等を社内IT向けに簡潔にご説明します。
Windows Updateに接続できない場合
BgInfo (PCやサーバの基本的な情報を表示するフリーツール)
iPhone7への移行
Windows 10 - タイトルバーに色を付ける
Windows 10 - コントロールパネルを追加
Windows 10 - 最近開いた項目を表示する
Windows 10 - Microsoft Edgeにホーム ボタンを表示する
Windows 10 - Windows 10をSafe Modeで起動
Windows 10 - コントロールパネル:God Mode
Windows 10 -ローマ字入力とかな入力の切り替え
NATOフォネティックコード (NATO phonetic alphabet)
Boot Time
Windows Server 2012 R2にGoogle Chromeをインストール
インターネット接続は問題なし。
Google等にはできるのに、Windows Updateには接続できない症状が同じLAN内の何台かのPCで起こったことがあります。ある程度システムに詳しい方
なら後述する項目はチェックされると思いますが、以下は試してみる価値があります。
Microsoft Updateに必要なDLLの再登録
例)Windows XP SP3
スタートをクリック、ファイル名を指定して実行から以下のコマンドを入力。順次、実行します。
- REGSVR32 C:\WINDOWS\system32\wuapi.dll
- REGSVR32 C:\WINDOWS\system32\wuauclt.dll
- REGSVR32 C:\WINDOWS\system32\wuauengpi.dll
- REGSVR32 C:\WINDOWS\system32\wucltui.dll
- REGSVR32 C:\WINDOWS\system32\wups.dll
2行目はエラーになる場合(file not found)もあります。気にせず3行目以降も実行してください。これで直る場合があります。
上記を試される前にチェックする項目
- ・TrendMicroやMcAfeeのサイトに接続できること。できない場合は、W32/Downad感染の疑い
- ・HDDをフルスキャンして、ウィルスの感染がないこと
- ・イベントビューアでログを確認
- ・Windows Updateサイトがブロックされていないこと
- ・WinSockFixを実行 http://www.download3k.com/Install-WinSockFix.html
- ・WindowsXPの修復
- ・SP3のオフライン適用
- ・Firewall設定の確認
- ・日付設定の確認
- ・IEが128bit encryption
- ・IEの言語設定
- ・WindowsXPのProduct Keyが正規のものか確認
- ・WindowsはActivate済か確認
- ・システムファイルは壊れていないか:Run sfc/scannow
- ・Windows Update Logの消去
- ・Windowsを(何度か)再起動してみる
他の症状としては、update.microsoft.com (V6:Microsoft Update)へ行くべきところ、windowsupdate.microsoft.com (V4:Windows Update)へ行っ
て、update.microsoft.comへRedirectされずに、結果的に”接続できない”場合があります。この場合、URLにupdate.microsoft.comを手入力して、
ActiveXの再インストール後、IEをいったん閉じて、もう一度「ツール」-「Windows Update」で試してみてください。
それでもwindowsupdate.microsoft.comへ行こうとする場合は、デスクトップなどにショートカット(update.microsoft.com)を作って、重要な更新など
をDownload&適用できれば、差し当たり”重要な更新を適用していないリスク”は回避できます。
※特定のサイトに接続できない場合、MTU値を小さくするとアクセスできる場合があります。以下のサイトにアクセスすると自動的にMTU値等が表示されます。
http://www.speedguide.net/analyzer.php
MTU値が1500の場合、1300にしてみてください。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Paramenters\Interfaces\[interfaceGUIDE]\MTU
- 型:REG_DWORD
- 値の内容:設定したいMTUサイズ値
BgInfo(PCやサーバの基本的な情報を表示するフリーツール)

皆さんはこんな画面を見たことがありませんか。
こんな表示は外資系企業のPCやサーバ機でよく見ます。PCの基本的な情報を表示するこのフリーツールはマイクロソフトのWindows Sysinternalsから
ダウンロードできます。リモートデスクトップでサーバにリモート接続していると、どのサーバも似たり寄ったりで区別がつかなくなり、コンピュータ名
の確認が必要になる場合があります。
そんな時、「名札が付いていればいいなあ」と以前は思いました。
そんな悩みを解決してくれたのがBgInfoです。
ホスト名以外にもCPU、物理メモリ、HDD空き容量などを手軽に表示できますのでなかなかの優れものです。
手順:
- 1) 以下のサイトからBgInfoをダウンロードします。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb897557.aspx - 2) \Programs Filesの下に\BgInfoという名のフォルダを作り、1)でダウンロードしたBgInfo.zipをWinZipで解凍し、BgInfo.exeをコピーします。
- 3) \Program Files\BgInfo\Bginfo.exeのショートカットを作ります。
- 4) 3)で作ったショートカットをスタートアップフォルダにコピーします。
WindowsVistaの場合:
%System Root%\Users\"ユーザー名"\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\StartMenuPrograms - 5) \Program Files\BgInfo.exeをダブルクリックして、表示するアイテムの指定やデザインを行い、定義ファイルを保存します。
以下の例では、C:\Default_V.bgi - 6) 4)でスタートアップにコピーしたBgInfoのショートカットのプロパティを開き、「/Timer:0」を追加します。
リンク先: "C:\Program Files\Bginfo\Bginfo.exe" c:\Default_V.bgi /timer:0 - 7) スタートアップからBgInfoをはじめて起動するときにダイアログが出ますので、OKをクリックします。
これで毎回Logon後、BgInfoが自動実行されるようになります。 - ※定義ファイルのサンプルはこちらから。
default.bgi
例:iPhone 6からiPhone 7へ機種変更の場合。
- 1)iPhone7で ゲームなどをされている場合は各ゲームの機種変更の手順を実施。各種アプリ&メールのID&Password等をメモ(Apple IDも含む)。
各画面をキャプチャして、メールで他のメールアドレスへ送信。 - 2)iPhone6で すべてのアプリを最新にする。
- 3)PCでiTunesを起動。iTunesのUpdateを促されたらUpdate。
- 4) 「iPhoneを探す」をオフにする。[設定]-[iCloud]-[iPhoneを探す]
- 5) 以下をチェックする。不要ならオフ
Assistive Touch [設定]-[一般]-[アクセシビリティ]
※ホームボタン操作などを画面タッチで行う。(Assistive Touch) - 6)iPhone6を専用ケーブルでPCに接続。
- 7)iTunesでバックアップを実施: 「今すぐバックアップ」。
- 8)バックアップが成功すれば、取得した日時が表示されます。
- 9)iPhone6を接続解除。
- 10)PCでiTunesを起動。
- 11)iPhone7をPCに専用ケーブルで接続。
- 12)バックアップを復元。
- ※尚、移行後、[iPhoneを探す]をWeb Browserからテストする。

- 1)デスクトップを右クリック-[個人用設定] をクリック
- 2)[色]-[タイトルバーに色を付ける] をオン
- 3)[色]-[スタート、タスクバー、アクションセンターに色を付ける] をオン
- ※アクセントカラー[背景から自動的にアクセントカラーを選ぶ] をチェックすると、壁紙に応じて色が自動設定される。
- 1)デスクトップを右クリック-[個人用設定] をクリック
- 2)[テーマ]-[デスクトップ アイコンの設定] をクリック
- 3)表示したい項目を選択
- 1)[設定]をクリック
- 2)[個人用設定] をクリック
- 3)[スタート画面またはタスク バーのジャンプ リストに最近開いた項目を表示する]をオンにする
- ※クイックアクセス:Windows Explorerの新機能。
- ※ 最近使った項目をクリアするには、以下のショートカットをデスクトップに置くと便利。右クリックして、[最近使った項目の一覧をクリア] を選択。
C:\Users\{User ID}\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Recent
Windows 10 - Microsoft Edgeにホーム ボタンを表示する
- 1)Microsoft Edgeを起動-右上の設定アイコン [・・・] をクリック
- 2)[設定]-[詳細設定を表示] をクリック
- 3)[ホーム ボタンを表示する] をオンにする
- CMD.exeを起動、shutdown /r /o /t 0
Windows 10 - コントロールパネル:God Mode
- デスクトップで [新規作成]-[フォルダ]
- フォルダ名を 以下に変更。GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}
- コントロールパネルの設定項目がカテゴリー別に表示される。
- 1) 日本語入力がオンの状態で、[Alt]+[カタカナひらがな]を押す。
- 2) Windows 10の場合、以下のポップアップが表示される。
- 3) 「はい」を選ぶと、かな入力に切り替わる。
※ローマ字入力に戻す時も、[Alt]+[カタカナひらがな]を押す。
NATOフォネティックコード (NATO phonetic alphabet)
無線通信などで重要な文字を正確に伝達する為の国際的な頭文字の規則。NATO(北大西洋条約機構)、ICAO(国際民間航空機関)などで使用。
映画や海外ドラマでもおなじみ。メールアドレスなどの説明にどうぞ。
伝える文字 | 読み上げる語 | 伝える文字 | 読み上げる語 | 伝える文字 | 読み上げる語 |
A | Alpha | J | Juliet | S | Sierra |
B | Bravo | K | Kilo | T | Tango |
C | Charlie | L | Lima | U | Uniform |
D | Delta | M | Mike | V | Victor |
E | Echo | N | November | W | Whiskey |
F | Foxtrot | O | Oscar | X | X-Ray |
G | Golf | P | Papa | Y | Yankee |
H | Hotel | Q | Quebec | Z | Zulu |
I | India | R | Romeo |
systeminfo| find/i"Boot Time"
停電明けに、Windows Serverの起動時刻の確認に便利。
対応OS:
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012 R2にGoogle Chromeをインストール
https://www.google.com/chrome/browser/desktop/index.html?standalone=1
Standalone版をDownloadして、インストールが効率良い。
尚、既定のブラウザはInternet Explorerのままにする。PDFの閲覧が可能になる。
注)NetGration Tipsに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。NetGrationは、明示的にも黙示的にも、一切の保障をいたしません。
さらにNetGrationは、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保障も行いません。